暗闇を照らす優しいひかり

朝晩はだいぶ涼しくなり、あちらこちらから紅葉の知らせが届く季節となりました。
 私の勤務先の東京湾岸エリアは、東京ビッグサイトや実物大ユニコーンガンダム立像、有明ガーデンなどがあり、10月末から一気にクリスマスモードに入ります。約19万球のイルミネーションが街を包み込みます。一昨年に保護犬里親会が開催されたときにそのアンバサダーの1人であるMISHAさんの記念植樹もシンブルツリーとなっています
ぜひ、一度、お遊びにいらしてください。親子ヘルサポ合宿というのもありかもしれません(笑)。

 さて、児童相談所の保健師の役割機能の一つとして、市町村母子保健・児童福祉担当保健師との協働はもちろんですが、保健所の精神・母子担当保健師との協働にも関心が寄せられています。さらに、児童相談所に配属になった都道府県保健師の母子保健に関する知識や技術についても、福祉分野から「疑問」の声を聴くことが増えてきました。それだけ、ともに活動する機会が増えてきているとも言えるかと思います。
 ちいさなSOS、もしくは声を上げることすら奪われた子どもたち・・その前にはだかる「親」。その親もおそらくは望んでいない「孤独」という名の闇。子どもの健全な育ちと心の豊かさを守るために親を守りたい…。そのためには、聞こえにくい/見えにくいSOSに気付き、柔軟に動きを作り出せる保健師の技術を、置かれたフィールドに限らず、保健師総出で確認し合いたいと思う今日この頃です。こんな話題も自由に話せる空間も絶賛考慮中!!皆さんからの妙案も待っています。

中板育美